影を追う

友人と歩く街。私はあの街でずっとずっと影を追っている。過去も今も。でも未来はわからない。未来なんて本当に未知の世界。

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2010年7月15日。7月16日以降を知らないお空の上のひとへ。ねえ、わたしたちはアナタの知らない今を生きています。生きていかなければなりません。そっちの世界へいったら本当に再会なんてできるのでしょうか。また歌声を聴かせてくれるのでしょうか。いつでも会いに行けるなんて嘘だ、いつでも・・なんて言葉は無責任だ。誰に対してでも、なにに対してでも。次なんてくるのかこないのかそんなのわからないならやっぱり今を生きていかなければなりません。身体を壊さない程度に、心を潰さない程度に、今しかできない沢山のことを今のうちにやらなければなりません。きっと何をしても何を言っても後悔はするのだから。ね、言えない言葉がある、言ったら崩壊する言葉がある。頭ではわかっているのに行動にうつせない、心が言うことをきかない。同じ景色を見て、同じ空気を吸って、たまに触れ合って、それだけで本当に満足?言葉を発さなければ伝わらないし、発したからって伝わるものでもない。ねえ、言ってしまえば楽になれるの。その先のことなんてわからない。私は今を生きているのだから。青い空、冷たい空気。初めて触れ合ってからもうすぐ4年が経ちます。空の上から見下ろしているひとへ。アナタには見えていますか。未来が見えているのでしょうか。神ではないからそれは無理なのかな。私がこの先、どんな想いでいられるのか。私みえているのなら、せめて夢に出てきて教えてください。きっとそれを私は夢だと思い、信じないとは思いますが。そこにいて、また歌ってください。厚木のライブハウス、渋谷のライブハウス。好きでした。大好きでした。もっと真剣になればよかった。後悔だらけ。私はヒトリで生きていけるのでしょうか。やっていけるのでしょうか。孤独と戦っていけるのでしょうか。きっと何度も何度もアナタが歌う詞を聴いて涙を流すのでしょう。でも生きなきゃ。いろいろあるけど、生きなきゃ。まだアナタに会えそうにありません。過去のアナタを思い出して生きていきます。

今日はとっても空が青い。そっちの世界はどうですか?